1/144 HG00-02
SVSM-01 ユニオンフラッグ 量産型


 

空を往く旗印



 第二話ラストでエクシアに挑み、多少の盛り上がりを見せたところで発売された00の世界の量産機。
 よく考えたら、TVで一分前後しか登場していない機体が早々と登場する…しかも量産機…というのは、かなり意外なことなんじゃないかと思うんですがどうか?
 デザイン発表当初から「ガンダムの量産機じゃない」といわれていた汚名を挽回できるか?!>挽回してどうする

 



 細い…。
 アニメの設定画でも大概細かったけど、それに輪をかけて細くなってるねぇ…。
 個人的には、バランスはアニメのほうが好きかな。
 あくまで個人的な主観なんだけど、ラーゼフォンとかブレンとかちょっとファンタジー系のロボットアニメに出てきそうな雰囲気。
 慣れたからなのか、アニメで動いてるのを見たからなのか、だいぶ違和感なくなってきた。
 地味にポリキャップレスです。00ガンプラ初の快挙。まだ二つしか出てないけど。
 
 



 上半身の可動。
 肘は100度程度。上腕の肩付近でロール可動。肩はボールジョイント。
 手首もボールジョイントで、内側に90度可動。
 変形の関係上、胴体部で前後可動。胸と腰の部分に可動部あり。
 胸と胴体と腰の可動部のおかげで、かなりポーズがとりやすくなってます。
 一番問題なのは、肩の関節。
 ボールジョイントなんですけど、これがかなり外れやすくなっております。
 これが後々問題になってくるわけですが……。
 




 可動下半身。
 膝は90度に足りるかな…?程度。
 後述しますが、股関節の可動範囲がとんでもないことになってます。
 足首の可動が申し訳程度になってますが、飛行メインの機体と考えると気にならないレベル。

 



 股関節。
 ちょっとわかりづらいか。
 これまでのMSは、中心部から外に向けて股関節が出ていたけれど、これは腰の後ろの部分から前方方向に向けて股関節が伸びてきてます。受けのほうは太ももの後ろ側。
 これにより、ほぼ真横まで足が上がるようになっております。前後は少し弱いものの、それでも通常の可動には支障ないくらいには動きます。
  
 



 ウイングの可動。
 背中のウイングおよびバックパックは左右独立で可動。腰のウイングは左右同時に可動します。
 
 


リニアライフル

 個人的には、この武器のせいで不当な評価を受けてる気がしてならないリニアライフル。
 なんか形状がガンダムやティエレンの武器と違ってMSッぽくない感じがするんだよねー。
 それこそブレンがもってそうな感じ。
 公式とかの絵で「なんか持ち方おかしいなー」と思ってたんですけど、まんまそんな感じの持ち方しか出来ませんでした。
 なんか手首が非常に持たせづらい形状。

   


ソニックブレイド(プラズマソード)

 実体剣。どこに装備してるんだろうか?
 これがまた厄介で、なんと言うか「ユニオンフラッグ開発陣の致命的なミス」。
 持たせてるじゃないですか。あの手首を少し傾けるとそのまま滑り落ちていきます
 はっきり言ってまともに持たせられたもんじゃありません
 今までのビームサーベルの類と違って、鍔にあたる部分がないから引っ掛かりがないんで、そのまま滑り落ちるんだよねー。
 誰か気がつかなかったのか。こんな重要なこと。

 


ディフェンスロッド>

 実体弾を兆弾させることで防御する、盾の類。
 つまりビーム兵器は防げないということか…。
 
 


フライトポジション

 変形自体は非常に簡素。
 なんかよく似た変形するMSがあったんだよなー…。ギャプランだったかな?
 腰を前に出して脚を後ろに。頭を引っ込めて翼と腕を展開して完了。
 この際に、肩関節を引き出さなきゃならないんだけど、前述したとおり肩関節が非常に外れやすいので、結局一度肩をはずしてから引き出さないといけなくなる罠。

 



 肘と膝の部分にロック機構らしきものが。
 正直あんまり役に立ってない。
 だってぜんぜんロックしてくれないんだもん。個体差か?
  
 
 

 なんか、上半身と下半身の分離が可能…とかいう設定があるみたいなのでやってみた。
 伏線だったりするのかなぁ…。